理事長所信

2022年度 公益社団法人 岸和田青年会議所
第64代理事長 澁谷和則

「一意専心」
~すべては岸和田(わがまち)の未来のために~基本方針
地域の宝である青少年の健全なる育成
岸和田における「経世済民」を実現する青年経済人の育成
市制100周年を迎える岸和田の新しい 魅力の創造と発信
会員の魅力、資質、実行力の向上
会員拡大について

はじめに

2020年より世界中に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症はなお拡大の一途を辿っており、我々のライフスタイルや人間関係にも多大なる影響をもたらしています。withコロナという言葉が世間では叫ばれつつも、なかなか思い通りには進んでおりません。地域においても300年の伝統を誇る岸和田だんじり祭も一昨年度は中止、昨年度においても参加自粛の町会もあるなど今までどおりの開催とはならず、地域において少なからず影響を与え続けています。しかしながらそのような現実を抱えつつも私たちは前を向き、元の日常を取り戻し、さらに明るい豊かな未来の社会を実現していくという大きな使命があります。目の前の困難に目を背けることなく、岸和田の未来を素晴らしいものにするために、いま何が必要で何が出来るのかを際限なく追求し続けてまいります。
本年、岸和田は市制施行100周年を迎えます。岸和田JCとして、伝統ある岸和田の歴史を刻んでこられた先輩諸兄姉の想いや志を受け継ぎ、まだ見ぬ未来の後輩たちがその想いをさらに昇華させることができるための歴史のひとページを刻んでまいります。大好きなまち、岸和田。大好きだからこそ何でもできる。家族を愛でる気持ちと同じ気持ちで岸和田のまちと接しあえるような一年でありたい。青年会議所らしく失敗を恐れずに挑み、壁を乗り越え、目標達成のためには労を惜しまずに行動いたします。

地域の宝である青少年の健全なる育成

一昨年来、子どもたちを取り巻く環境にも大きな変化がありました。楽しみにしていた行事等が多数中止になるなど、成長の糧を育む機会が大幅に減少しました。しかしながら、青年会議所では感染対策に工夫を凝らし、熱き信念の元で昨年はわんぱく相撲並びにサマースクールを開催いたしました。子どもたちの成長において「友情」「探求意欲」「道徳心」などはどんなときにでも欠かせぬものであり、今後の人格形成において重要な地位を占めて参ります。コロナ禍だから欠いてよいというものは子どもたちの成長において一つも無く、本年も変わらずに成長の機会を提供し続けることで素晴らしい未来を創造できる青少年の健全なる育成を行います。

岸和田における 「経世済民」 を実現する青年経済人の育成

地域の発展には地域経済の活性化が不可欠であり、岸和田においても例外ではありません。地域経済が活性化し続けているところには必ず優れた経済人が集い、互いを刺激し合いながらさらに経済が加速していくと考えます。経済という言葉は、現在においては財貨を通じて形成される社会を指しますが、そもそもの語源は「経世済民」であり「世を経め 民を済う」という意味で、古には公的な政策を指す言葉であり、公共性の強い言葉でした。現代における地域経済活動の活性、そして経世済民に通じる奉仕の精神は、まさに青年会議所に集う会員が率先して示すべきものであり、地域の発展に協力できるのが青年経済人であります。我々が目指す明るい豊かな社会の実現のためにも岸和田版青経塾などの運動を通じ、互いに学び成長することにより地域を発展させることができる青年経済人を育成いたします。

市制 100周年を迎える岸和田の新しい魅力の創造と発信

かつて戦国時代には戦略上の一大拠点として、江戸時代には岡部宣勝公が入封後十四代において治めた城下町岸和田は1922年に大阪府で3番目に市制が施行され、本年度に施行100周年を迎えることになりました。すでに、本市には岸和田だんじり祭をはじめ数々の魅力的なツールが多く存在しています。しかしながら、大阪湾から和泉山脈に至るこの街には、未だ発見されぬ魅力が埋もれている可能性があります。そこがまだ魅力の無い場所であっても、青年会議所会員の知恵を結集させ、工夫し創造することによって大きな変貌を遂げ、岸和田の新たな時代の魅力の発信源とすることができます。本年度は行政、民間、青年会議所がその叡智を結集させ、次の100年を見据えた魅力あふれる事業を発信します。

会員の魅力、資質、実行力の向上

青年会議所の運動の発信は背景を見据え、議論を交わし手法を考え事業を構築し、目的を達成することを繰り返します。その中で、自分自身に欠けていた視点を発見でき、また自分自身の優れた点が見出され、幾多の議論を重ね真剣に向き合うことで資質そのものが磨かれていきます。その議論を事業化する上で必要なのは実行力であり、目的達成までの最も重要な歯車となります。
青年会議所の三信条「奉仕・修練・友情」のもと様々な議論、事業を通じ目的を達成できた時、そこには魅力あふれたメンバーが存在します。一意専心の心がけを胸に、メンバー全員が魅力、資質そして実行力を兼ね備えた地域のヒーローとなるべく切磋琢磨いたします。

会員拡大について

戦国武将武田信玄公の言葉である「人は石垣、人は城」。この言葉には、人財の重要さが凝縮されています。石垣は様々な形(個性)を持った数多くの石(人財)が上手く組み合わさって構成されます。夢を語り、時にはぶつかり合いながらも協調し友情を育むことでその組み合わせはさらに強固となり、その上に立つ『城=組織』がさらに強力に伸長し、魅力にあふれていきます。魅力あふれる組織となればおのずと人は集り、その集う人数が多いほど互いに磨きあう機会が増えさらなる成長を遂げることができ、組織にも個人にも魅力があふれていきます。そのためにもさらなる会員の拡大に努め、魅力あふれる組織を作ります。

むすびに

コロナ禍において市民をはじめメンバー一人ひとりの生活環境や思考経路も大きく変わりつつある昨今、原点に回帰して全員で物事を成し遂げるという事の重要性を再認識したいと考えました。ただ愚直に岸和田(わがまち)の未来のために身を粉にして活動したいという想いで本年度のスローガンは「一意専心」~すべては岸和田(わがまち)の未来のために~とさせていただきました。「一意専心」という言葉にはメンバー全員一丸となって岸和田の未来のために奉仕するという意味を込めさせていただきました。
本年度の岸和田青年会議所は「一意専心」のもと、地域を愛し、地域に愛され、地域と共に未来を描き、岸和田(わがまち)の明るい豊かな社会の実現に向け、運動を発信しつづけることを約束いたします。

標準 特大