「唯一無二」
~優れるな ことなれ~
基本方針
地域の未来を担う青少年の育成
地域の人の為に動ける青年経済人の育成
地域から感謝される事業の発信
メンバーのリーダーシップの向上
会員拡大について
はじめに
岸和田青年会議所が65 周年を迎えて2年がたち本年度から70周年にむけて折り返し地点となる年になり65 周年の際、岸和田青年会議所が掲げた未来のビジョンを形にしていかなければならない年度となります。今、日本では農作物や物価の高騰などのさまざまな問題 を抱えています。それを、我々は青年経済人として小さい事からでも良いので何かひとつでも打開策を練り上げ、厳しい状況だからこそ問題を乗り越えていき決して下を向いて歩くのではなく、しっかりと前を見据えそして上を向いて歩んでいきます。そして明るい豊かな社会を創造してまいります。今、日本の若者も選挙や政治の事について興味を持ち始めています。選挙率の向上など我が国の若者も変わりつつある中、我々青年経済人も一歩先を行く存在にならなくてはなりません。今もなお地域の為に汗をかいてくれている先輩諸氏がおられる中、先輩諸氏の背中を見ているだけではなく一緒に汗をかき何かひとつ小さい事でも地域の為にJC 運動をしてまいります。そして私たちは70 周年に向けたビジョンを胸に一歩一歩着実に邁進してまいります。
地域の未来を担う青少年の育成
青少年の育成と聞くと礼儀や思いやり、作法の教育を思い浮かべる方が多いかもしれません。確かにそれらは大切ですが、それだけでは十分ではないと私は考えます。現代は多様性の時代です。一人ひとりの違いを理解し、さまざまな考えを持つ人と互いを尊重し合う姿勢こそ、これからの青少年に必要な力だと思います。そのために事業を通じて互いの考えを理解し合える機会をつくりたいと考えています。ルールは必要ですが、ルールだけでは青少年の育成は成り立ちません。心を交わすことで初めて理解できることがあります。相手の立場に立ち気持ちに寄り添いながら触れ合う、そんな青少年事業を展開してまいります。また、自ら考え行動し仲間をまとめる経験、環境問題やグローバル化といった新しい時代に必要な学びを取り入れることも欠かせません。学校教育だけではなく家庭・地域・青年会議所が連携し多様な学びや体験の場を提供する事で地域の伝統や文化を受け継ぎつつ新しい価値を創り出し地域や社会をリードできる次世代を育成していきます。本年度、私は各委員会に青少年事業を担っていただきます。それは、岸和田の未来を担う青少年にメンバーが直接触れ合う事で未来の青年経済人の姿を見てほしいからです。子どもたちの成⾧は目に見えてわかりやすく同時に我々メンバーにとっても大きな成⾧の機会となります。だからこそ、本年度は岸和田の青少年事業に全力を尽くしてまいります。
地域の人の為に動ける青年経済人の育成
人のために動く事は決して容易な事ではありません。しかし、自らの成⾧が地域の発展へとつながり、その先に地域の方々の笑顔があると信じ私はこれまでJC運動に邁進してまいりました。私たちの行動は、単に地域のためだけではなく、その過程で多くの学びと成⾧をもたらします。仲間を巻き込みアイデアを形にしチームとして実行していく事でリーダーシップや実行力が磨かれます。挑戦を続ける姿勢は変化の激しい社会に対応できる柔軟性や創造力を育み新たな知識やスキルを地域に還元する力となります。また、JC 運動は人と人をつなぎ、異業種や異世代の交流を通じて新しい価値を生み出す事ができます。これは、次代を担う青年経済人にとって必要不可欠な要素です。私たちは、課題を理解するだけでなく、実際に行動し解決へと導く力を養います。その過程で得られる経験と学び、そして仲間との絆を通じて、地域と共に成⾧できる人財を育成してまいります。
地域の人から感謝して頂ける事業の発信
私にとって事業の成功とは、単に事故や問題がなかった事ではありません。地域の方々から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることこそが事業の成功であると考えています。「ありがとう」は単なるお礼ではなく相手の存在や行動を大切に思う心を表す言葉です。言葉には大きな力があり、時に人を笑顔にし、時に傷つける事もあります。その中で「ありがとう」は、言う人も言われた人も心を温かくする魔法の言葉です。だからこそ、私たちが行う事業において、一人でも多くの方から「ありがとう」をいただけることが最も大切だと信じています。その一言のために私たちはメンバー全員で取り組み、議論を重ね試行錯誤し考え抜いた事業を創り上げていかなければなりません。そして、その先にある「ありがとう」という感謝の言葉を求めて、私たちはこれからも事業を発信し続けてまいります。
岸和田青年会議所のメンバーのリーダーシップ向上
リーダーシップとは、単に人を引っ張ることではありません。大切なのは、どこに向かうのかを示すビジョン力、言葉だけでなく自ら率先して動く行動力、それぞれの強みを見つけ活躍の場をつくる 人を活かす力、そして困難な場面で判断し責任を果たす責任力です。これらが一体となってこそ、本当のリーダーシップだと考えます。岸和田青年会議所には個性 豊かな人財が数多く在籍しています。しかし、会議や委員会の場においても、まだ十分にその魅力を発揮しきれていない部分があると感じています。私は、メンバー一人ひとりが自らの力を存分に発揮できる環境を整えたいと考えています。100 点満点を出す事を求めるのではなく、個々の力を100%引き出し合える唯一無二な組織にする。その中でお互いが高め合い、自然とリーダーシップが発揮される場を築いてまいります。
会員拡大について
現在、岸和田青年会議所は会員数の減少という課題を抱えています。拡大に力を注いでおりますが未だ十分な成果には至っていないのが現状です。本年も、メンバー全員で会員拡大に取り組んでまいります。しかし、私は「笑顔のないところに人は集まらない」と考えます。メンバーがJC 運動を心から楽しみ、その姿が地域の方々に伝わる事で、「あの仲間と一緒に活動したい」と感じてもらえるはずです。事業や委員会の場でメンバー自身が楽しみ、笑顔で取り組むことが拡大への第一歩となります。また、人数が少ない中で一人に負担が集中してしまえば、活動が苦しくなってしまいます。だからこそ、仲間同士で助け合い、負担を分かち合いながら、一人ひとりが無理なく活動できる環境を築く事が大切です。その結果、自然と笑顔が生まれ、魅力ある組織となり、新たな入会へとつながっていくと信じています。さらに、私たちの事業を通じて地域の方々から「ありがとう」と感謝されることは、青年会議所の存在を広く知っていただく大きな機会となります。感謝と笑顔にあふれる組織こそが、会員拡大を実現する基盤となるのです。
結びに
本年度、岸和田青年会議所は「唯一無二 ~優れるな ことなれ~」をスローガンとして掲げました。「唯一無二」とは、比べるもののない特別な存在を意味します。私たち自身が地域にとってかけがえのない存在となること、そしてメンバー一人ひとりが他にはない特別な存在となってほしいという想いを込めました。特別な存在とは、望んだからといって簡単になれるものではありません。しかし、本年度の運動を通じて、メンバー一人ひとりが「自分にしかない唯一無二の価値」を見つけ、育んでいくことを目指します。唯一無二とは、すなわち「個性」です。輝く個性が調和しあい、その力を岸和田青年会議所から発信することで、地域に新しい価値を生み出し、子どもたちが未来を描けるような環境を築く事ができます。私はこの一年、メンバー全員と共に、唯一無二の存在であることを胸に邁進してまいり ます。